蘭陵王の死
民のために死を覚悟した蘭陵王は、雪舞に決意を打ち明けぬまま最後の時を彼女と過ごす。
蘭陵王の死
民のために死を覚悟した蘭陵王は、雪舞に決意を打ち明けぬまま最後の時を彼女と過ごす。
高緯の願い
小憐(しょうれん)の企みで皇帝に娶られることになった雪舞(せつぶ)が、婚儀の檀上で自決しようとしたそのとき、蘭陵王(らんりょうおう)が放水を強要された水役人と共に帰ってくる。
斉の悲劇
蘭陵王と雪舞(せつぶ)を呼び出した小憐は、残忍な“囚人遊び”を見せる。蘭陵王が小憐を諌め立派な皇后になるよう進言すると、小憐は代わりに雪舞の命を要求する。
新皇帝の暴政
高緯(こうい)は蘭陵王(らんりょうおう)を孤立させるべく段韶(だんしょう)と斛律光(こくりつこう)を遠方に転任させる。
鄭児から小燐へ
高緯に助けられた鄭児(ていじ)は、罪人のため宮廷で隠れて暮らすしかないことに不満を募らせていた。
新皇帝の誕生
皇帝が高緯(こうい)に譲位しようとしていたことを知った祖てい(そてい)は、慌てて高緯のもとへ駆け入るが、時すでに遅く、皇帝は息絶えたあとだった。
皇帝の死
皇帝は高緯が功を焦り官位を売っていたことに激怒し、蘭陵王を引き合いに高緯を叱責する。
祖ていの陰謀
蘭陵王(らんりょうおう)を案ずる段韶(だんしょう)や安徳王(あんとくおう)らの勧めもあり、蘭陵王は雪舞(せつぶ)と共にしばらく生家で過ごすことを決める。
不吉な赤い星
雪舞と蘭陵王は互いの信頼を取り戻すが、馬賊たちを焼殺しようとする高緯(こうい)と揉め、不和を深めてしまう。
悲しい帰郷
宇文武(うぶんよう)は衰弱した雪舞(せつぶ)のために危険を顧みず薬草を採取し、彼女の命を救う。