カテゴリー: 王と妃

すでに燕山君は踏み外した道を戻すことはできなかった。水面下ではユ・ジャグァンやパク・ウォンジュンらが謀反を企んでいた…。

燕山君の行動は改まるどころか、さらに無謀を極めていく。その裏にはいまや燕山君から絶対的信頼を得たイム・サホンの姿があった…。

大王大妃に対し、燕山君は不快感をあらわにする。葬儀の格を下げ、人々が悲しみの涙を流すことすら禁じてしまうが…。

大王大妃殿で狼藉を働く燕山君。だが大王大妃は決して怯まず、さらに燕山君を怒らせる。宮殿はもはや無法地帯と化していた…。

大王大妃は廃妃の真相をシン・スグンに語って聞かせていた。廃妃し、自決させることに同意した官僚たちに重荷を負わせるためだった…。

貴人たちを殺した燕山君は周囲が止めるのも聞かず、廃妃に関わったすべての人々を追及すると言い出す。官僚たちは怖気づき…。

廃妃の母と燕山君は涙の対面をする。廃妃の母から血のついた着物を見せられた燕山君は怒り狂い、大王大妃殿に向かうのだった…。

ハン・チヒョンがこの世を去り、燕山君と大王大妃を取り持つ人間がいなくなる。廃妃の母を訪ねたノクスはそこで驚くべき真相を聞かされ…。

燕山君には常軌を逸したとしか思えない奇行が目立つようになる。大王大妃から罪人の子と言われたことが彼の心を蝕んでいた…。

チャン・ノクスが淑媛の位を賜り、宮殿に入った。妓生を側室にするという前代未聞の出来事に周囲は眉をひそめるが、燕山君はお構いなしで…。