カテゴリー: あ行

ハン氏は陣痛が始まり、難産の末にようやく男児を出産する。王妃は巷で王の孫が生まれたと噂されていることが無念でならなかった…。

ついに端宗は辞職上書を首陽に返す。恵嬪は宮殿を追い出され、浄業院に送られることになる。首陽はこの一件で力を圧倒的なものとし…。

首陽は髪を解き、みずから宮殿に向かった。だが宮殿の門は恵嬪の腹心オム内官の差し金で閉ざされたままだった…。

辞職上書を受け取った端宗は首陽に会いに行こうとするが、王妃や恵嬪に止められる。宮殿内では首陽排除の雰囲気が漂い始め…。

首陽を排除しようと考える王妃は端宗を促して、恵嬪、淑嬪への朝夕の挨拶を敢行。長引く首陽の謹慎で宮殿内には不安と不信感が高まり…。

恵嬪の息子、永豊君は錦城大君とともに、首陽を罷免しろと端宗に詰め寄る。これを知らされた首陽は自宅に籠もってしまい…。

ハン・ミョンフェの仲間たちの不満は増し、再決起も辞さない勢いとなる。内命婦を取りまとめる王妃は端宗を守ろうと考えていたが…。

ハン氏の明晰さに驚くハン・ミョンフェ。彼はハン氏の言葉に力を得、今後に希望を見出す。だが首陽の夫人ユン氏はハン氏の行動を憂慮し…。

ハン・ミョンフェは首陽こそ王座に就くべきだと主張。今やらなければ、いずれ端宗に殺されるというのがハン・ミョンフェの考えだったが…。

一夜明け、首陽が大殿に向かうと、端宗と王妃は喪服で出迎える。先王に挨拶するためという王妃の堂々とした態度に、首陽は感歎し…。