カテゴリー: 王と妃

端宗はキム・ジョンソの勧めで、姉のいる寧陽尉に移り住むことになる。独断でこのことを決めたキム・ジョンソには非難が集中するが…。

首陽は端宗にファンボ・インとキム・ジョンソを罷免するよう詰め寄る。表向きは雨で先王の墓が崩れたことに対する処分だったが…。

わざと落馬してまで迎えを拒んだ安平に首陽は怒りつつも、自分をそれほど恐れているのかと失笑する。平壌で安平に相対した首陽は…。

首陽はあと一歩で鴨緑江というところまで来ていた。安平の出迎えを強く希望した首陽だが、安平は一向に動こうとせず…。

事実上、宮殿を掌握した安平。だがイ・ヒョルロはキム・ジョンソと首陽がいる限り、権力を独占できないとして二人の殺害を安平に促す…。

首陽が鴨緑江に近づく頃、宮殿では安平が事を起こす準備を進めていた。周囲の人々も、首陽は鴨緑江を越えることはできないだろうと囁き…。

安平を訪ねた譲寧大君は、自分や首陽を殺す覚悟ならやれと安平を一喝する。これに怒った安平はついに天敵を始末する覚悟を決め…。

着々と周りを固める安平だが、右議政キム・ジョンソだけは味方につけられない。イ・ヒョルロはキム・ジョンソを始末するよう進言するが…。

安平は新たに建てた別宅に招待する。だがその場所は朝鮮建国の際、名僧無学大師が宮殿建立に最適だと太祖に進言した場所だった…。

恵嬪ヤン氏と淑嬪ホン氏は端宗を巡って互いをけん制するが、端宗はどちらを信じたら良いかわからず、ただ怯える毎日を送っていた…。